キミスイ/見逃し配信金曜ﾛｰﾄﾞ/映画/実写/地上波/9月4日動画の情報

まず、この映画が公開されたと当時は番宣が地味でどんな作品が予備知識がありませんでした。タイトルにインパクトがあって気になっていたのですが、家族がこの映画を見に行ったら物凄く感動して絶対見た方がいいと言われ映画館に連れていかれて行って、この映画を見たらラストの感動で大泣きして帰ってきました。この映画は主人公が病院である本を手にしたことから同じ学校の女生徒に振り回されるという展開です。主人公の手にした本は「闘病日誌」という女生徒が自分の闘病をつづった日記でした。主人公は地味で暗い感じの男子生徒でしたが、女生徒は対照的で明るくて病気とは縁の無さそうな感じに見えますが、確実に余命宣告を受けていて、でも病気と闘っているのは女生徒の家族と主人公の彼くらいしかいないというストーリーに切ないけれど、とにかく明るく彼を振り回す女生徒が魅力的でした。彼女は最後病気で死ぬかと思っていたのに、まさか通り魔によって命を奪われるとは思いもよりませんでした。この作品で命が突然なくなることを改めて知らされたような気がします。この作品を最後まで見ると映画のタイルの意味が分かるので、できたらそこまでこの映画を見届けてほしいと思います。原作も読みましたが、個人的には、大人になった主人公が登場する映画版の方が物語が完結している感じがして好きです。好きすぎてブルーレイを買ってしまいました。何回も見ていますが泣いてしまいます。そんな作品です。-

—–最初、この映画タイトルだけだと意味が分からない人が多いかと思いますが、映画を観終わった後には納得する内容になっています。少し暗いお話でハッポーエンドとはなりませんが、新しい形の恋愛映画だと感じました。数多くの恋愛映画がハッピーエンドで終わる中、必ずしもハッピーエンドで終わる事が大事ではないのだと考えさせられる映画です。女優の浜辺美波さんの何か闇を抱えつつ普段は元気一杯に振る舞う女の子の姿と俳優の北村匠海さんのあどけない今時の草食系男子の姿に心打たれます。最初は「映画か」と思って鑑賞していても次第に主人公達の行動や言葉に自然と心が惹きつけられ、愛の大切さと儚さを改めて知ることが出来ます。そして、なぜ膵臓なのか?そもそも膵臓ってどこ?と疑問に思う人が多い中、鑑賞後にその疑問は見事晴れていて、更に膵臓というインパクトの強いワードを映画のタイトルに入れている斬新さから、この映画が忘れられなくなります。過去と現在の時間軸の中で、北川景子さんと小栗旬さんも登場し、難しいタイムリープ物ではありませんが、若干の過去と現在の時間軸の入れ替わりがあるので苦手な方は事前にHP等観ておくと映画中に置いて行かれずに内容について行けるでしょう。—

-映画をよく観に行くので『君の膵臓を食べたい』の予告は何度も観ました。その時はすでに知名度が高くなっていた北村匠海ぐんが「キミは本当に死ぬの?」と訊くと、女の子は「ゔん、死ぬよ」と笑顔で言います。人間なんてだれもがいつも死ぬのよと私は思いました。その予告には北村匠海さんが大人になると小栗旬さんになっており「似てないな」と違和感を覚えました。そして、北川景子さんは誰なんだろうと思いました。「死ぬよ」と言ったのは嘘で、本当は死んでないかいないのではと思いました。このURLを見て、北川景子さんはその女の子の親友と分かりました。それではあの女の子は本当に死んだのですね。『世界の中心で愛をさけぶ』と言う映画では、好きだった女の子が白血病になり、壮絶な治療の果てになくなって、その彼は大人になってもその彼女を忘れられずにトラウマのようになってしまっていました。普通なら「悪い膵臓」は切り取って捨ててしまいたいはずなのにそれを「食べたい」と思ってしまうほど、命を奪うほどの病気になっている膵臓を食べたいくらい愛しいと思う彼。そんな彼女が予告した通り死んでしまったのなら、彼はどんな大人の男になったのでしょう。そこでどうして彼女の親友が出てくるのかも不思議です。