仮面ﾗｲﾀﾞｰｾﾞﾛﾜﾝ 41話(動画) 41話/見逃し配信無料視聴/8月2日/再放送

飛電製作所に戻り或人の介抱をし、イズはゼアに呼び掛けるも、アークに乗っ取られたゼアからは何の反応もありません。

満身創痍の或人は打倒アークのための新ライダーシステムの構想を書いたノートをイズに見せ、イズにある頼み事をします。

打つ手はないと悲嘆にくれる迅に、或人は諦めたらどんな夢も叶わないと希望を捨てなかったのでした。

ゼアが乗っ取られた事を知り、飛電インテリジェンスにいる垓はアークが人知を超えたAIになった、打つ手はないといい、唯阿はアークを生み出した垓に無責任過ぎると怒りをぶつけます。

諌がアークは俺が倒すと言うも、唯阿はプログライズキーをこじ開けるのとは訳が違うと事態の深刻さを諌に伝えます。

そこにイズがやってきて、或人ならアークを倒せる、そのダメージ力を貸して欲しいと垓に言うのでした。

しかし飛電製作所に雷に憑依したアークが現れ、ライダーアークゼロに変身して或人の命を狙います。

迅はライダー迅バーニングファルコンに変身して或人を守るために戦います。

ライダーアークゼロは飛電製作所をも破壊するような威力のエネルギー弾を或人に放ち、ライダー迅バーニングファルコンが庇い大ダメージを受け、変身解除され戦闘不能になります。

そして或人は、迅の奮闘も空しくライダーアークゼロに殺されてしまいます。

或人の遺体は飛電インテリジェンスのラボに運ばれ、イズ、諌、唯阿、垓、迅は或人の遺体を囲み悲嘆にくれます。

イズは或人の遺体に呼び掛け続けますが、或人は動く事はありません。

ライダーアークゼロは街のネットワークを破壊し、垓、唯阿、諌をおびきだし瞬く間に殺してしまいます。

ラボに残ったイズと迅。

或人に呼び掛け続けるイズの目から涙がこぼれ落ち、或人の夢を追い掛けていたいと願った瞬間、不思議なことが起き、或人が飛電製作所のベッドで寝ていた時間まで戻ったのです。

或人どうぞ迅のさっきと同じやり取りが行われ、イズは時間が戻った事を確信します。

イズはここから逃げないとと或人と迅に言いますが、雷に憑依したアークが現れてしまいます。

先ほどと同じように迅がやられ、イズの目の前で或人が殺されてしまいます。

涙をこぼしたイズのモジュールが黄色く光り、また時を戻します。

また或人がベッドから起き上がり、迅と同じやり取りをします。

イズはアークがここに来ることを伝え、或人が殺されるのを回避しようとします。

或人は打倒アークの新ライダーシステムの構想を書いたノートをイズに見せます。

イズはそれをラーニングします。

或人が殺されることを思い浮かべるとイズは涙を流し、モジュールが黄色く光ります。

飛電製作所は破壊され、また或人が殺される状況になってしまいます。

来週アークゼロの凶弾が或人に放たれましたが、迅は不敵な笑みを浮かべます。

或人は新しいプログライズキーで攻撃を防ぎ、ライダーアークゼロに殺される未来を覆したのでした。

ライダーアークゼロは自身の導きだした結論と違うことに戸惑います。

或人はゼアがイズの感情の動きに反応してラーニングしていた、イズとゼアは一心同体ということに気付き、イズにアークが来る前にどうやったらイズの中のゼアを起動させられるか、アークの予想を超えられるか何十億通りものシミュレーションをさせて、或人の夢を伝えることによって感情を動き、イズのなかのゼア、セントラルメモリーからゼロツープログライズキーを作り、ライダーアークゼロの攻撃を防いだのでした。

或人はイズと共にゼロツードライバーを作り上げ、ライダーゼロツーに変身します。

前提を書き換え予想をし直したライダーアークゼロのオールエクスティンクションを予測しており、ライダーアークゼロを圧倒するライダーゼロツー。

ライダーアークゼロのオールエクスティンクションを軽々とはねのけ、ライダーゼロツーはゼロツービッグバンでライダーアークゼロの変身を解除させ、雷と切り離したのでした。

しかし滅が現れ、雷を回収しアークの意思を叶えようとするのでした。

感想と次回考察

ついに登場、ライダーゼロツー。

ベルトのデザインは或人のノートの図を模しており、変身エフェクトはゼアそのもの、圧倒的なパワー。

昭和ライダーの仮面ライダー2号、力の2号をオマージュしているだけあり、パワータイプの戦闘スタイルですね。

今回は或人や唯阿、諌が殺されていくシーンを見た時にには悲しくて目を覆いたくなるほどでしたが、ライダーゼロツーのためのイズのシミュレーションと解ってからはほっとしました。

今回の前半はイズの視点でシミュレーションの結果を断片的に構成したもので、流れがわかりにくかった方も多いと思います。

或人づくりライダーゼロツーに変身した時に諌、唯阿が駆けつけたことを考えると飛電インテリジェンスにイズが出向いたのはゼロツードライバーを作るために向かった、或人が死なない現実です。

或人が殺される、遺体が飛電インテリジェンスに送られる、イズの目の前で或人が殺されるのはイズの中のゼアを起動させるシミュレーションです。

最後にイズが怒っていたのは何十億通りものシミュレーションで幾度となく或人が死んでいくのを見たからです。

しかし或人とイズのやり取りは微笑ましくものすごい信頼関係があるのだと改めて感じました。

今回のゼロワンキャストの死に方の上手さというのが感じられました。

苦しむことなくあっという間に殺されるという演技がみんな上手く、巨大な力への無力感が感じられ、泣きそうになりました。

中でも今回の演技で特筆すべきなのは鶴嶋乃愛さんです。

女優としてドラマに関わって初の泣きの演技で、撮影当日に気持ちを作って臨み撮影を開始した途端涙が止まらなかったそうです。

それほどまでにイズとして或人が亡くなった悲しみを感じ取っていたという感情移入の仕方にビックリです。

そして試行錯誤の末、泣く直前に気持ちを作ってOKになったようです。

仮面ライダーゼロワンがあと数話で終わるのが惜しいです。

次回は或人がついに飛電インテリジェンスに復帰します。

そして諌は亡と、雷は昴と、迅は滅とそれぞれのシンギュラリティポイントと向き合うようです。

それを経ての或人と滅の共闘になると思うので、滅の感情の動きに注目です。

アークの根元

ヒューマギアはよくも悪くも純粋だと、最初の迅との決着の時に或人が言ってたのが強く印象に残ってます。
人間は他の種族からみたらそれはもう愚かでしょうね。

地球をいためつけ、自分たちのすむ場所を悪くしている。戦争を繰り返したり、環境も破壊して他の生物をおいこんだりも。

純粋というのはアークにも言えることなのかもしれませんよね。

人間の悪意をひたすらラーニングさせられた結果なんですもんね。

人間はどうしようもないから、滅亡させるのが良いという考えにいたったんですもんね。
アークにとっては自分の正義を貫こうとしているわけです。

垓は後悔してもしきれないようなことをしてしまいましたね。

しかし彼が心を入れ替えようとなったきっかけが人工知能搭載のロボットだったというのは衝撃でした。名前がさうざーなのも、仮面ライダーサウザーとなったことに封印しきれなかった気持ちがありそうですね。
あれだけヒューマギアを否定して目の敵にしてきたのも、愛情の裏返しみたいなところがあったなんて。色々とこじらせすぎてますよね。封印した気持ちを取り戻した時に自分の犯した罪の大きさを悔やむ。
さうざーは偉大でした。垓のあんな姿をみる日がくるなんて…。まわりも調子がくるってしまうでしょうね。
これから垓がどういう行動をとっていくのかは、ゼロワンの中でもとにかく気になる部分です。